疑問文

英作文の基礎力アップ|疑問文 基礎力アップ

英語の疑問文の作り方

英語の疑問文の作り方は、主にその質問が「はい」または「いいえ」で答えられるか、それとも詳細な情報を求めるかによります。

一般疑問文(Yes/No Questions)

英語における一般疑問文(Yes/No Questions)は、相手に対してはい(Yes)またはいいえ(No)で答えられる質問をする際に使用します。一般疑問文は通常、助動詞や「be」動詞を主語の前に置くことで作ります。以下にそのパターンと例を示します。

  1. 「be」動詞を使用した一般疑問文:
    例えば、 “Are you a student?”(あなたは学生ですか?)
    ここでは「be」動詞の”are”が主語の”you”の前に来ています。
  2. 助動詞を使用した一般疑問文:
    例えば、 “Can you swim?”(あなたは泳げますか?)
    この例では、助動詞の”can”が主語の”you”の前に来ています。
  3. 一般動詞を使用した一般疑問文:
    例えば、 “Do you like coffee?”(あなたはコーヒーが好きですか?)
    一般動詞を使用する場合、「do」または「does」(三人称単数の場合)を主語の前に置きます。

一般疑問文はこれらの基本的なパターンに従って作られます。

特殊疑問文(Wh- Questions)

英語における特殊疑問文(Wh- Questions)は、具体的な情報を求めるための質問をします。このタイプの質問は通常、疑問詞(who、what、where、when、why、how等)で始まります。

  1. “Who”:誰についての質問をします。主語または目的語として使うことができます。
    例: “Who is that?”(あれは誰ですか?)
    “Who did you meet?”(あなたは誰に会いましたか?)
  2. “What”:何についての質問をします。主語または目的語として使うことができます。
    例: “What is this?”(これは何ですか?)
    “What did you eat for breakfast?”(朝食に何を食べましたか?)
  3. “Where”:どこについての質問をします。
    例: “Where is the station?”(駅はどこにありますか?)
  4. “When”:いつについての質問をします。
    例: “When is your birthday?”(あなたの誕生日はいつですか?)
  5. “Why”:なぜについての質問をします。原因や理由を尋ねます。
    例: “Why are you late?”(なぜ遅刻しましたか?)
  6. “How”:どのようにについての質問をします。方法や状態を尋ねます。
    例: “How do you spell your name?”(あなたの名前はどう綴りますか?)

これらの特殊疑問文は、質問に具体的な答えを求めるために使われます。ただし、特殊疑問文の後に来る動詞の形は、疑問の内容や文脈によって変わることがあります。たとえば、過去形を使う場合( “What did you eat for breakfast?”)や現在形を使う場合( “Where is the station?”)などです。

また、注意すべきことは、特殊疑問文では、疑問詞が主語となる場合、主語-動詞の順序は維持されるということです。例えば、”Who is at the door?”(誰がドアにいるの?)では、「Who」が主語で、「is」が動詞です。

日本語と英語の構造の違い

日本語と英語では、疑問文を作成する際の文章構造が大きく異なります。

  1. 日本語では、一般的に疑問文は文末に疑問符 “?” または疑問の助詞 “か” を加えることで作ります。たとえば、「あなたは学生です。」という文は、「あなたは学生ですか?」という疑問文になります。文の構造自体は変わらず、情報の位置も一致します。

しかし、英語の疑問文では文の構造が変わります。特に一般疑問文(Yes/No questions)では、助動詞またはbe動詞を主語の前に置くことで作られます。たとえば、「You are a student.」(あなたは学生です)という文は、「Are you a student?」(あなたは学生ですか?)という疑問文に変わります。ここでは、”are”(be動詞)が主語”you”の前に来ている点に注意してください。

  1. 特殊疑問文(Wh- Questions)でも、日本語と英語の違いが見られます。日本語では、疑問詞(何、どこ、なぜなど)は疑問の焦点が置かれる情報に対応する部分に配置されます。「あなたは何を食べますか?」のように、疑問詞”何”は”食べます”と直接関連しています。

一方、英語の特殊疑問文では、疑問詞(who, what, where, why, how等)は文の先頭に来ます。上の例を英語にすると、「What do you eat?」となります。ここでも、英語では疑問詞が文頭に来ていることに注意が必要です。

これらの違いを理解することで、英語の疑問文を自然に理解し、作成することが可能になります。

問題

疑問文の構造を理解したら、問題にチャレンジしましょう!問題を解くことが英語学習の上達の早道です。

和文英訳

次の日本語を英語にしてください。

一般疑問文(Yes/No Questions)

あなたは学生ですか?

あなたはコーヒーが好きですか?

あなたは今日、忙しいですか?

あなたの友達は英語を話せますか?

あなたは既に昼食を食べましたか?

特殊疑問文(Wh- Questions)

あなたの名前は何ですか?

あなたはどこに住んでいますか?

あなたの好きな映画は何ですか?

あなたは何歳ですか?

あなたはどのようにしてここに来ましたか?

誰があなたの英語の先生ですか?

あなたが最後に読んだ本は何ですか?

あなたが学ぶ英語の理由は何ですか?

あなたが旅行に行くなら、どこに行きますか?

あなたが最も尊敬する人は誰ですか?

英文を疑問文に

次の英語を疑問文にしてください。


一般疑問文(Yes/No Questions)

He is a doctor.

You like Japanese food.

They are at school now.

She can play the guitar.

You know that news.

特殊疑問文(Wh- Questions)

His name is John.

They live in New York.

His favorite color is blue.

She is 25 years old.

They went to school by car.

My English teacher is Mrs. Smith.

The last book he read is “Harry Potter”.

I am learning English for my job.

She would go to France if she could travel anywhere.

The person I respect the most is my mother.

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